横浜デートで外さないお店 vol.1|元町のイタリアン「リオス ボングスタイオ」
2018.02.15
婚活で知り合った女性とはじめてのディナーデート。
女性にいい印象を与えるためにも、決してお店選びで妥協はしたくない。しかし、気合いを入れて探してみるものの、選択肢が多すぎるゆえにそう簡単に見つけられるものでもない。
そんな男性におすすめしたいのが、横浜は元町にあるイタリアンのお店「リオス ボングスタイオ」。
本場イタリアで修行を積んだシェフが作る料理の数々に、食のトレンドに敏感な女性も必ずや納得してくれるだろう。それでいてトラットリア風の雰囲気なので、肩肘張らずにデートを楽しめるのも実に魅力的である。
ミス・ユニバースジャパン2016で4位に輝いた西村紗也香さんを彼女役に迎え、「リオス ボングスタイオ」でのディナーデートの魅力を探っていこう。
【Profile】
西村 紗也香(にしむらさやか)
1989年10月14日生まれ。神奈川県出身。2016年3月に開催された「ミス・ユニバースジャパン」に高知県代表として出場し、見事4位入賞。現在はビューティーダイエットのトレーナーとして活動する傍ら、着物などをリメイクしたアイテムで日本の伝統や文化を発信していくプロジェクトを推進中。
まずは、イタリアンデートについて女性代表としての意見を聞いてみよう。
——初デートでイタリアンのお店ってチョイスはどう?
——紗也香さんはどれくらいの頻度でイタリアンのお店に行く?
「1週間に1回くらいですかね。本音をいえば2〜3日に1回くらいは行きたいんですが、炭水化物のお料理は控えてるので、週1に留めています(笑)」
——特に好きなイタリアンの料理ってある?
「パスタが大好きです。パスタってトマトソースやクリームソースなどいろいろなバリエーションがあるので、好き嫌いがあっても食べられない人ってあんまりいないじゃないですか。そういう意味でも、デート相手の食の好みが分からない初デートで、イタリアンってチョイスはいいかもしれないですよね」
それでは、「リオス ボングスタイオ」を舞台にしたイタリアンデートの幕開けである——。
抜群の雰囲気に女性のテンションもアップ
イタリアンの中でもローマ地方の料理をメインにラインアップする「リオス ボングスタイオ」。ローマカラーの赤を全面にレイアウトした店内が印象的である。
——お店の雰囲気はどう?
「メインの通りから1本奥まった場所にあるので、知る人ぞ知る隠れ家っぽいイメージ。地元の方からも愛されてそうなお店ですね」
——こういうお店に連れてきてくれる男性についてはどう?
「ちゃんとおいしいお料理を食べたいグルメな人なんだなって。しかも、デートのためにしっかりリサーチしてくれた感じが伝わってくるのでうれしいですね。チェーンのお店よりも、こういう個人店だとテンション上がっちゃいます」
——みなとみらいや桜木町周辺ではなく、あえて元町ってチョイスはどう?
「むしろOKです! 元町のこういう穴場的なお店を知っているってことは、ほかにも穴場的なおいしいお店を知ってるのかなってイメージしちゃいますね。私の場合、大好きなドーナツのお店が北海道にあって、それを食べるためだけに北海道へ行くこともあるくらいなので、『わざわざ元町まで?』なんて思うことはありませんよ」
まずは、ワインで乾杯
「リオス ボングスタイオ」では、赤・白・スパークリング合わせ、10種類(800円〜/税込、以下同)ほどのグラスワインを用意。
紗也香さんが選んだのは、赤ワインの「コリトゥス」。果実の味をしっかり楽しむことができるワインなので、主に肉料理などに合わせて飲むのがおすすめだ。
フードメニューをオーダー
大衆居酒屋とは違い、落ち着いた雰囲気でこだわりのローマ料理を堪能できるのが「リオス ボングスタイオ」の魅力のひとつでもある。
——やっぱり、メニューは男性に決めてほしいもの?
「う〜ん、1品くらいは女性にも選ばせてほしいですね。男性がお店をチョイスすることが多いと思うんですけど、その場合、下調べをしていたり行き慣れていたりするので、『適当に選んでいい?』みたいに言われることもあって。そうなると、『あ、はい……』としか言えないんです(笑)」
——初デートは特にそうしてほしい?
「何年も付き合っていてお互いのことを知り尽くしていればいいんですけど、まだお互いのことを知らない初デートのときは、女性側の意見も取り入れてメニューを選んだ方が盛り上がると思いますよ」
そんな紗也香さんが最初にオーダーしたのは、「ローマ風トリッパ 落とし卵のオーブン焼き(1000円)」。
トマトソースで煮込んだトリッパ(イタリア語でハチノス=牛の2番目の胃袋)」に、ミントや酸味の効いたペコリーノチーズなどを乗せ、オーブンで焼いたローマ伝統の料理だ。
「ハチノスが口の中でとろける〜♡ もう、噛まなくてもいいくらい柔らかい! 鼻から抜けるミントの香りとコショウのピリ辛感が絶妙です」
2品目は「イタリア産アーティチョークのローマ風煮込み(1000円)」。
日本で「チョウセンアザミ」と呼ばれるアーティチョーク。
聞いたことがないという方も多いと思うが、ヨーロッパやアメリカでは一般的な野菜である。
このアーティチョークの中心部分だけを削り、ニンニクのみじん切りやミントなどを詰めてオイル煮にした非常に珍しい一品だ。
続いてオーダーした「ポルケッタ ノルチャ風(100グラム 1000円)」は、ローマのノルチャ地方で有名な料理で、豚肉にハーブやニンニクで味付けをして皮がパリパリになるまで焼いたもの。
大好きな肉料理に、テンションが上がっている様子の紗也香さん。緊張がほぐれてきた証拠でもある。
——初デートだとお互い緊張していると思うけど、どういう会話をしたらいい?
「最初は当たりさわりなく仕事の話題とかで大丈夫だと思いますよ。そこから、たとえば営業をされている方だったら、『どういう商材を取り扱ってるんですか〜』などと話を広げていけば会話が続くんじゃないですかね」
——あとは何かある?
「既にSNSでつながってるんだったら、『あの投稿見たよ〜』『パンケーキおいしそうだったね〜どこのなの〜?』とか。SNSって自分の好きなことを載せてる場合がほとんどだと思うので、その辺の話題を切り口に会話を広げていけばスムーズなんじゃないですかね」
最後の料理は、リオス ボングスタイオの看板商品でもある「アマトリチャーナ(1500円)」。
中が空洞になった「ブカティーニ」というパスタを使用しているのが特徴で、横浜市内で食せるのはおそらくここだけ。
「食感がもちもちしてておいしい〜♡」
どうやら紗也香さんも気に入ってくれた様子。最後に、2回目のデートにつなげるためのNG行為やテクニックなどを聞いてみた。
——改めて、「リオス ボングスタイオ」での初デートってどう?
「お店の雰囲気も最高ですし、珍しかったりここでしか食べられなかったりするメニューもあるので、連れてきてもらえたらすごくうれしいですね。何より料理もお酒も全部おいしい! また連れてきてもらいたいなって思っちゃいました」
——初デートでのNG行為って何かある?
「そうなんですけど、あまりにも必死すぎると、それはそれで引いちゃいますね……。張り切るのはしょうがないんですけど、自然な感じで会話を楽しめればいいと思いますよ」
——2回目のデートにつなげるテクニックって何かある?
「私もやるんですが、帰り際にお菓子などの手土産を渡すと印象にも残りますよね。1000円とか2000円とか気を遣わせないくらいのお菓子などでいいんですけど、『これ、おいしかったから……』ってさり気なく渡されたらきゅんってしちゃいます。私のために選んでくれたのかなって♡」
紗也香さんも大満足のイタリアンディナーデート。気になる女性がいる男性は、「リオス ボングスタイオ」を舞台に恋のスタートを切ってみてはいかがだろうか。
【取材協力】
■リオス ボングスタイオ
・住所:神奈川県横浜市中区元町1-23-1 リバーサイド元町1F
(みなとみらい線「元町・中華街駅」5番出口から徒歩3分)
・営業時間:12時〜15時30分(Lo.14時30分)/ 17時30分〜23時(Lo.22時30分)
・定休日:日曜日
・総席数:18席
・平均予算:ランチ2000円〜 / ディナー6000円〜
―おわり―
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「普段からよくイタリアンのお店に行くので、すごくうれしいですよ。イタリアン好きな女性って多いので、チョイスとしては間違いないと思います」