婚活女子の失敗体験談【私、良かれと思って、、Vol2《気遣い上手が陥る失敗》】

婚活アドバイス

2018.10.28

婚活には、恋愛とはまた違ったスキルが必要だ。

日々、仕事に遊びに趣味に・・・と忙しく、楽しく駆け回るキラキラ女子たちは、婚活と恋愛の違いにつまずいてしまうことも多い。
今までは、意中の男性に使えていたあんな手やこんな手も、婚活ではまったく効かないどころか、タブーになってしまうことも！

「良かれと思ってやったのに・・・」

そんな世のキラキラ婚活女子の失敗から、婚活に必要なスキルやモテ技術を学びます。

積極的で気配り上手なアクティブ女子。婚活ではココに注意！

外資系IT企業で営業職として働く里奈（28歳・仮名）は、仕事前の朝活を日課にしているアクティブ系キラキラ女子。最近は、友人に誘われてウィンドサーフィンを始めるようになり、週末は湘南の海を満喫している。
仕事も順調で、同期の中でも営業成績は常にトップ。コミュニケーション力も高く、周りへの気配りもできる彼女は、後輩からも慕われる存在だ。

そんなキラキラ女子も、ここ数年は恋愛から少し遠ざかっている。いつも「次に付き合う人と結婚したい」と考えているのだが、知人の紹介で数回デートした彼とは「何かが違う」と思いながら、友達のまま終わってしまった。

そこで、「早く結婚を考えられる相手に出会いたい」と考えた里奈は、本気の婚活をスタート。以前から気になっていた結婚相談所「マリッジクラブ・ウィッシュ横浜」に入会を決めた。
入会後、2人の男性とのお見合いを経験。残念ながら交際には発展しなかったが、アクティブ女子らしく、婚活を楽しむ日々を送っていた。そして1ヶ月後、ついに気になる男性が！

端正な顔立ちと爽やかな笑顔が印象的な大輔さん（28歳・仮名）は、大手コンサルティング会社に勤務。マリンスポーツが趣味という共通点もあり、すぐにお見合いを申し込んだ里奈。エステとネイルサロンで自分磨きも完璧におこない、お見合いの日を迎えた。

「大輔さんとは初めて会った気がしなくて、すぐに意気投合しちゃいました。ワインが好きだと聞いたので、お見合いの後に流れでイタリアンレストランに行きました」

と振り返る里奈。しかし、予想に反して大輔さんからはお断りの返事が・・・。
何が原因だったのだろうか？

婚活カウンセラー・半沢さんの意見は？

「マリッジクラブ・ウィッシュ横浜」の婚活カウンセラー・半沢さん。
お見合い当日は楽しく過ごしていたというのに、里奈さんはなぜお断りされてしまったのでしょう？

「里奈さんは『お見合いの基本』を忘れてしまったのが原因ですね」

――お見合いの基本？

「お見合いは『ホテルのラウンジなどで1時間ほど』ということを、事前に会員の皆さんへお伝えしています。ところが里奈さんは、お茶の後、意気投合したと思い、大輔さんと次のお店へはしごして、ワインを飲みながら大はしゃぎしてしまったようです」

――それは・・・「1時間」を大幅に越えてしまいましたね・・・。

「里奈さんは気配りができる方なので、お店の場所を変えたのも『もっと楽しくしよう』というサービス精神からだと思います。ただ、お友達としては全く問題ないと思いますが、真面目な男性から見ると、初対面でのお酒や過去の恋愛話などが、結婚相手としては不安材料になってしまったようです。将来を共にする相手には、『安心感』や『信頼感』が大切ですからね」

確かに、友達や彼女として考えれば、里奈さんのアクティブさは好感度が高いかも知れないが、結婚相手になると話は別。特に今回のような初対面の場合、ノリで行動をしてしまうと信頼を失うような行動につながってしまいますね。

「美味しいお食事だって『まだ食べたいな』というところで終わりにするのがベストということもありますよね。お見合いも同じことで、1時間のお見合いで『まだ一緒にいたいな』『また会いたいな』と少しでも相手に思ってもらえたり、自分自身でも思えれば、その日は大成功です」

お見合いは、2人が最初に出会う大切な日。たとえ楽しい時間だったとしても、長く過ごせばいいとは限りません。「お見合いの基本」を忘れず「引き際」を意識すると、次はもっと素敵な時間が過ごせるはずですよ。