20代女性こそ結婚相談所を活用するべき理由
2021.07.30
今、20代で結婚相談所を活用する女性が増えています
少しずつ変わってきた結婚相談所の年齢分布
「結婚相談所」というと、少し前までは結婚できない人が相談に行ってお見合いをする、といった印象を持つ方も多かったようです。
「結婚に困った時の最終手段」という先入観を持たれている方も多くその関係でしょうか、女性の場合30代の方がボリュームゾーンだったのですが、特にここ10年ほどは20代から結婚相談所に登録し、活動する方の比率が年々増えています。
景気や将来の先行きの不安などから、早めに婚活をされる方も増えていることもあります。
しかし結婚相談所の活用について前向きなイメージをもち、『より良い結婚』の為に早くから登録する20代女性が目に見えて増えているのです。
数字に表れない20代女性の増加
それでも各結婚相談所の数字や統計を見ると、女性ではまだまだ30代前半~後半の方が圧倒的に在籍比率では多いように見えます。
しかし目に見える数字には表れない面もあります。
20代の女性の場合お見合いの成立する確率は格段に高く、平均的な在籍期間(登録してから成婚、または退会されるまでの期間)はおよそ3分の1程度です。
言葉は悪いのですが『早く売れて卒業していってしまう』ので、在籍数字には表れにくいのです。
20代の女性の場合は分母自体もまだまだ少ないので、男性からの取り合いになってすぐに決まっていきやすい…といった現実的な需要が原因なのだと思います。
20代女性限定で優遇をする相談所も出てきた
男性から見た需要の高さからか、大手の結婚相談所でも20代女性限定で割引プランを作るところが出てきました。
だいたい2-3割から5割を越える値引きをするところも現れているので、いかに各相談所が20代女性の確保に力を入れているか、ひいては人気があるかということを知ることができます。
ただこうした限定割引プランの場合、お見合いの人数や使用できるマッチングサービスなど、限定されている場合も多いので注意は必要です。
あくまで「気軽に登録できるために敷居を下げる」ためのサービスととらえた方がよさそうです。
結婚相談所のマッチングにも市場原理が働いています
クラスに一人、学年に一人しかいないエリート男性を取り合っている
相談所に登録しに来る女性の場合当然ながら「お金を払って活動するのだからそれなりの相手とお見合い、結婚したい」と考えるのは当然のことです。
ただよく言われる「それなりの相手」というのはどれだけ一般社会では希少であるか、ということは直視する必要があります。
たとえば一般的な共学の高校に置き換えて考えてみましょう。(あなたが通っていたと仮定します)
例えば某転職誌の『平均年収ランキング』によると『年収600万円以上』の男性を希望する場合30代では10人に1人、クラスの男子で2人ですね。
その年収クラスの男性の場合半数以上は既婚なので、事実上はクラスで一人です。
その一人を20代から30代の女性で取り合いをしていく形になります。
これが年収1000万以上となると、30代では60人に1人…既婚率を考えれば独身の男性では『学年に1人いるかいないか』レベルになります。学年1の男性を取り合っているようなイメージですね…
女性目線だとあまり聞きたくない現実というか、「市場原理」という言葉は冷たく感じるかもしれません。
しかし「結婚市場」ということで考えれば『需要』と『供給』の関係で成り立っているのも事実です。
もし『それなりの相手』を真剣に求め、『選ばれる』ことを真剣に考えるのであれば、自分の側にも強みがあった方がいいのは間違いありません。
男性が最初に見るプロフィールの部分は、実はかなり限られている
お見合いの紹介等をしていますと、男性が女性のプロフィールを紹介されたとき『第一印象』として最初に確認するところはかなり限られているように思います。
もちろん相談所ではお一人お一人のことについてカウンセラーが細かく個性をお伝えし熟考してもらうのですが、それでも影響の大きい『第一印象項目』として2つ挙げられるのは『年齢』と『お写真』です。
『そんなもので第一印象を決めないでほしい。そんな相手はいらない!』という声も聞こえてきそうですが、もちろんお見合いから交際、成婚に至るのは人柄が一番大切で、最後の意思決定の決め手となるのは相性であり、人柄です。
ただ男性目線で行くとまず入り口で候補をピックアップする際に『人柄や相性は後でこの目で確かめられるので、その前に年齢で絞りたい』と考えてしまうのはある意味当然のことといえます。
特に高収入・エリートの男性からすると30代ならここまで結婚を先延ばしにしてきたり、またお金を払って有料で活動している以上女性同様『それなりの相手と出会いたい』と考えています。
人それぞれですが男性の場合『それなりの相手』とは若い女性であることはやはり多いです。
それ故に、『最初に年齢と写真に目を走らせる』ケースが多いことは理解しておいた方がよさそうです。
需要が多く、供給が少ない立場からだこそ強気の活動ができる
こうして考えるとあくまでも男性目線ですが、結婚相談所の場合はハイステータスの男性ほど、
40代の男性→30代の女性を見ている
30代の男性→20代の女性を見ている
20代の男性→20代の女性を見ている(ただし20代の男性は正直少ないです)
こういう傾向があると思います。※もちろん全員ではありません。
もちろん同じ30代といっても幅広いですし、同年代でマッチングが成立することも大変多いです。
しかしお見合いをマッチングする段階では20代の女性自体がまだまだ少ないこともあり、多くの男性が取り合いをしてくるので女性としても、『選ぶ側』としてハイスペックな男性を見ていくことがしやすくなっていきます。
賢い女性ほど、なぜ20代から結婚相談所で婚活を始めるのか?
20代は女性にとっても適齢期です。
いわゆる人生初の「モテ期」が到来するので、ついつい
「まだまだ遊べる。結婚をするのはあとで良い。」
「自分はそこそこもてるので、相談所に頼らなくても結婚できるのではないか」
と考える人も多いのは当然です。
しかしそういったモテ期に浮かれすぎず、先を読んだ行動をする人が増えました。
『20代で利用するなんて恥ずかしい。何か欠点があるように見られるのではないか』という後ろ向きな考えではなく、『ワンランク上の結婚の為にも、モテ期である今のうちに積極的な活動をしよう!』と考えた人は、圧倒的に成功しているように思えます。
高収入・エリートの男性と圧倒的に成婚しやすい
やはり数字を見てみますと、女性の側が20代の場合特に「お見合いを希望相手と組める確率と数」においては圧倒的に多く、また短期間で希望相手と成婚に至ることが多いです。
実際のところお付き合いを開始してから成婚に至る確率は、実はそれほど年齢で大きな違いはありません。お付き合いを始めてからは相性や人柄など、年齢などとはまた別の要素が絡んでくるのも事実です。
しかしお見合いの申し込みを受ける数、成立する数などはかなりの違いが出る分だけ、ハイスペックな男性を納得のいく形で選ぶ立場になりやすい…ということは間違いありません。
残りの人生の中で今日が一番若い、ということ
女性の場合妊娠や出産などの事情もあり、早いうちに結婚を決めるということは人生を安定させるだけでなく、両親や家族を安心させることにもつながります。
また、結婚というものを
『親に言われたからそろそろしなきゃ』
『そろそろしないとまずいな…』
などと後ろ向きに考えていくよりも、
『若さも一つの武器なのだから、今しかない武器を使って幸せをつかもう』
と前向きに活動していくことは必ずその分のアドバンテージをもたらしてくれます。
若い人ほど結婚自体をポジティブなものとしてとらえて、早目に活動していくことをお勧めいたします!
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