アヤの結婚相談所婚活日記6|はじめてのお見合い直後に直撃インタビュー編
2021.06.17
「どんな人が、どんな思いで、どんな婚活をしているの?」
そんな疑問を解決すべくスタートした本連載は、結婚相談所での婚活に本気で取り組む
アヤさん(34歳)に密着してお届け。
- 名前:木下アヤさん(仮名)
- 年齢:30代半ば
- 職業:IT企業の経理
- 婚活経験:合コン等はあるが、結婚相談所での婚活は初めて
前回の記事はこちら
結婚相談所に入会後、ついに「はじめてのお見合い」の日を迎えたアヤさん。
直前のインタビューでは「あまりかしこまらず、楽しい時間にしたい」と、笑顔でお見合い場所へと向かった。さすがにお見合いの場には密着できないが「初めての結婚相談所のお見合い」というシチュエーションには多くの人が興味を持っているのでは?
第6回目は、お見合いを終えたアヤさんに再び密着し、実際に「どんなお見合いだったのか?」「手応えは?」など、じっくりと聞かせてもらった。
アヤさん、初めてのお見合いから帰還!
取材メンバーに見送られること約1時間後、再びアヤさんが我々の元に戻ってきてくれた。その表情からは、すぐに「お見合いがどうだったか?」を読み取ることは出来なかったが、いつもの「アヤさんスマイル」は健在だった。
さっそく、カフェにで落ち着き、ゆっくりとお話を聞かせていただくことに!
――アヤさん、「はじめてのお見合い」お疲れ様でした!
――全然そういうふうには見えないのですが、緊張していらしたんですね。
すごく興味があるんですが・・・結婚相談所でお見合いが決まるとどんな場所でお見合いするんですか?
「今日はホテルのラウンジでした。それがですね・・・ホテルのラウンジってお見合いしている人が沢山いるんですよ~!」
――えっ?そんなに?
「そうなんです。だから決して結婚相談所のお見合いって珍しくないんですよね。
しかも並んで待つほど、初々しい会話をする男女2人組でいっぱいで。一瞬シュールな光景にも見えましたけど・・・逆にこれだけ同じ目的で頑張っている人がいると思うと元気が出ちゃいました。」
――お相手の方とは、すぐに会えましたか?
「はい。待ち合わせ場所に着いてすぐ、お互いに声を掛けあいました。写真のイメージ通りの方だったので、よかったです。あ、私はどう思われていたかわかりませんが・・・(笑)」
― “少し”は緊張しましたか?
「そうですね、やっぱり緊張するものですね。『お見合い』という異空間の中にいる自分に、ちょっと戸惑いました」
「聞きたいこと」は、お見合いの中盤頃に
―まずは、どんな話から始まったんですか?
「ホテルのラウンジが混んでいて『座れますかね?』『あ、大丈夫でしたね』なんていう会話からスタートしました。
年齢が近かったので最初からフランクに話せたましたね。そこで少し緊張が溶けたかも知れません」
――あ! アヤさんが「これは聞きたい」と思っていたことは、聞けましたか?
「はい。『結婚後に仕事を続けることをどう思うか』ですよね? あまり最初に出す話題でもないなぁと思ったので、仕事の話や趣味の話などを終えて、『少し場が温まってきたかな』と思う、お見合いの中盤頃に聞いてみました」
――さすが! タイミングも大切ですね。確かにあまり最初に聞いても不自然だし、終わり頃だとなんだか焦ってしまいそう。
「そうなんですよ。しかも、『これを聞こう』と構えすぎると、会話に違和感が生まれそうで。あっ、なんだ・・・私、こういう瞬間も意外と緊張していたかもしれませんね(笑)」
――ちなみに、質問に対する彼の答えは?
「結婚後も仕事を続けることは賛成で、『女性が社会に出ていた方が、お互いのことを理解できそう』と言っていました」
――じゃあ、ココはバッチリですね!
「そうですね。ただ・・・」
「写真」と「プロフィール」だけでは、見えないことが沢山ある!
――えっ? 何か気になることが?
「私は『一人ご飯』『一人旅』も大丈夫なんですよね。それを伝えたら
『凄い、カッコいい!そういう頼れる女性に憧れます』と言われてしまって、そこから何だか私の『姉さんキャラ』が定着してしまったまま会話が進んでしまって・・・」
――アヤさんは、男性に頼りたいタイプなんですね?
「はい。私は性格的にサバサバしているので、よく誤解されてしまうのですが・・・男性には頼りたいと思う方なんです。」
―わかりますそれぇ!日頃、甘えず頑張っている女性ほど、一番近くにいる人には甘えたくなるんですよね。
「はい・・・。彼はどちらかというと、女性にリードしてもらいたいタイプということが会話で分かってきて、『あ、ちょっと違うかな』と感じてしまって」
―お見合いの時間は決まっているものなんですか?
「カウンセラーさんに聞いた話ではだいたい1時間くらいみたいですね。」
―――なるほど。もう少し会ってみたら何か変わるかも・・・?そんなに短い時間でもは、会話の中で分かっていくものなんですね。
「そうなんです。すごく勉強になりました。『姉さんキャラ』については、私の印象からそう感じるのは仕方ないと思うんです(笑)。お相手の方は何も悪くないんですよ。ただ『お互いに求めるタイプが違うかな』というのは何となく思いました。人柄は良さそうな方だったので、友達としてはお付き合いできそうなんですが・・・」
――なるほど。もう少し会ってみたら何か変わるかも・・・?
「そうですね・・・。少し考えてみたいと思います。とにかく今日はお見合いが初めてだったので、今は『ひと仕事終えた~!』という気分です(笑)」
――これから結婚相談所で婚活を始める方に、何かお見合いのアドバイスはありますか?
「初めてのお見合いでわかりましたが、とにかく会ってみることですね。『積極的にお見合いする』ということをオススメします。写真とプロフィールを見て、自分の条件から大きく外れていない方なら、まずは会う。会ってみないとわからないことって沢山あるんですよね。あと、私にも言えることですが、まずは『お見合いに慣れる』ないと(笑)。普段緊張しない私でも、後で考えたら少し緊張していたので。」
お相手との今後の進展はまだ分からないが「はじめてのお見合い」を無事に終えたアヤさん。いろいろと学ぶこともあり、その収穫は大きかったようだ。
ただ、結婚相談所の場合、1回のお見合いが全てではない。何人も「結婚のパートナー」を求めている人が集まっているのだ。
引き続き「前向きに婚活を進めたい」というアクティブなアヤさんに、今後も密着していきたい。
第7回は、その後のアヤさんの婚活、そして婚活していくうちに生まれる疑問を解消する担当カウンセラーさんとのミーティングに密着する
――vol.7 につづく――
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