キラキラ女子がやってしまいがちな婚活ミス!『私、良かれと思って・・・vol.5』
2020.10.14

「良かれと思ってやったのに・・・」
そんな世のキラキラ婚活女子の失敗から、婚活に必要なスキルやモテ技術を学びます。
天然ふんわり清楚系女子。婚活ではココに注意!

外資系企業で営業アシスタントとして働く桃子さん(35歳・仮名)は、上品な黒髪ロングヘアが似合う清楚系女子。
目鼻立ちがハッキリとした美人タイプにも関わらず、中身はちょっと天然で、柔らかい話し方が特徴的な癒し系でもある。
そのギャップで男性からの人気も高いが、30代に入ってからは恋愛力がすっかり低下。休日はほとんど外出せず、お気に入りのアンティークカップに注いだハーブティーを飲みながら、愛犬と過ごすのが定番となっている。
そんな桃子さんを心配した姉から、結婚相談所「マリッジクラブ・ウィッシュ横浜」を紹介されたのは、1ヶ月前のこと。
最初はあまり乗り気ではなかったが、入会してから数週間後には気になる男性が現れ、さっそくお見合いの日を迎えることになった。
——
大手製薬会社に勤務する洋平さん(40歳・仮名)は、若手ながら会社の役員。
美味しいものを見つければ、食べに行くことを目的に気軽に海外旅行に飛ぶ、アクティブで洗練された男性だ。
これまでも女性にはモテるタイプだったが、一生をそいとげる「運命の結婚相手」と出会うために結婚相談所に入会したという。
出会った瞬間「とても素敵な人!」と舞い上がってしまった桃子さん。
会社の役員という事で人の見る目もある洋平さんから質問が・・・。

「・・・アンティークの食器です」

洋平さんの質問に一瞬戸惑う桃子だったが、真っ先に思い浮かんだのは、いつも大事にしているアンティークの食器だった。
結婚したらこの食器を使い、料理にあわせてコーディネートするのが昔からの夢だったのだ。

その後は、お互いの仕事や家族の話などをしながら、お見合いを終えた。
桃子さんはこれからの二人のお付き合いを思わず思い描いてしまっていた。
そう、洋平さんはそれほど素敵な男性だったのだ。
しかし後日、洋平さんからはお断りの返事が・・・。
婚活カウンセラー・梅村さんの意見は?

「マリッジクラブ・ウィッシュ横浜」の婚活カウンセラー・梅村さん
――今回はさすがに予測できますが(笑)桃子さんは「アンティーク食器」発言でお断りされてしまったんですよね?

「そうですね・・・。洋平さんもそうですが、結婚相談所に入会する男性は恋愛相手を求めていません。生活を共にする女性をさがしています。
『結婚で譲れないものや大切にしたいものは何ですか?』の質問に対する桃子さんの答えが、大きくずれていたようですね」
――お料理を作って喜ばせたいという気持ちが、違う方向に行っているような。

「洋平さんは物質的な答えではなく、『一緒に食事をする時間』や『お互いを思いやる気持ち』など、精神的な繋がりについて答えてくれると思っていたようです。
実は、お見合いの帰り道、桃子さんもそれに気が付いていたようで
『洋平さんがあまりにも素敵だったので、すぐに結婚生活の妄想をしてしまいました(笑)。そしたら、真っ先にアンティークの食器が浮かんでしまって。でも姉に話したら、やっぱり桃子は天然だよね、と笑われました・・・』
と言っていましたね。」

当の桃子さんは、あまりにも素敵な男性を逃してしまったことで、相当落ち込んでいる様子。でも、確かに初対面同士が会話をするお見合いの席で、緊張するなというものは無理なもの。
――そうは言っても誰でも「あっ!しまった!」という発言をしてしまいそうですよね?

「そうですね(笑)。緊張した場面でも慌てないように、まずは自分をよく知ることだと思います」
――具体的にはどんなことをすればいいのでしょう?


「洋平さんが質問したような、『結婚で大事にしたいこと』や『どんな時に幸せを感じるか』など、あらかじめ質問を想定して、自分の中で答えを持っておくことが大切ですね」
――なるほど! これはお見合いのためにやるというよりも、自分を知ることで、自分にどんな相手が合うか?などにもつながりますね。

「そうです。また、今回の桃子さんのように『お気に入りのアンティーク食器に手料理を盛り付けたい』というのなら、それだけでも結婚生活の素敵な一コマが浮かびますよね。
そういうことも伝え方次第! もう一度、自分をよく知るところから始めてみましょう」

桃子さん&あわてんぼうさんへのアドバイス
婚活は、まず自分をよく知ることが大切
あらかじめ質問を想定し
答えを準備しておくと慌てない
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