こんな男は嫌われるVol1【仕事多忙なオレ、凄いでしょ?】
2020.03.05
世の中には、「好かれる男性」と「嫌われる男性」の2パターンが存在する。誰もが前者に属したいと思っているが、あることを理由に後者に属してしまうこともある。
しかし、なぜそうなってしまうのか、自身では気付かないことも決して珍しくない。
本連載では、世の中に存在する「嫌われる男性のタイプ」を項目ごとに分け、そうならないための対処法を紹介していく。
仕事が多忙な毎日をLINEで報告、女性から見ると??
以前、活動していた40代の男性が、お見合いをして、交際に進んだばかりの頃でした。
お相手の女性に、海外の出張先から大量の写真を送ったことで不快感を与えてしまったらしく、お断りされてしまったケースがありまして・・・。
男性は外資系の会社にお勤めで容姿も良く、モテるタイプの方。お見合いの席では、男性はもちろん、女性も彼の事をとても気に入っていました。
男性は、お仕事が忙しく、お見合いの後、1度もデートすることなく海外出張が決まり、自分の近況を知らせるつもりで、LINEで大量の写真を送りつけてしまったのです。
「海外に出張して忙しい自分」は外資系にお勤めの男性のとっては誇りたい姿だったのかもしれませんね。
それと同時に「連絡が取れないのは、今、自分は海外で仕事をしているからだよ」ということも伝えたかったのだと思います。
以前お付き合いした女性は、そんな男性の写真を楽しみにしてくれていたようで、彼自身もなんの疑問も持たずに「やってしまった」ようですが、今回の女性はお見合いで1時間ほどお話しただけ。
交際を開始した、といっても、まだ信頼関係もができていない間柄です。
そんな時に大量に相手の写真が送られてきたらどうでしょう。どう対応して良いのかわからなくなりますよね?
また女性は海外の素敵な風景がひたすら送られていることで、一方的に自慢をされているようにも感じたそうです。
あまりにも大量の写真に女性は返信に困り、ついには既読無視をしてしまうように、、、そしてそのまま私に交際終了の意思表示をしてきました。
一方、よかれと思って送った写真に対して、既読無視されてしまった男性も「海外を飛び回る俺の写真を喜んでくれた、前の彼女みたいな女性が良いなあ」と感じ、関係修復をすることもないままこの関係は終わってしまいました。
メールやLINEの内容は二人の関係性で変わってくる
メールやLINEの回数は、お二人の関係性によって変わってきます。
一概には言えませんが、お見合いから交際に進む段階なら、1日に1回、挨拶程度の連絡をするのが好ましいと思います。
逆に、連絡を空けすぎるのも問題です。
次に会う日にちだけ決めて、その間全く連絡しないとなると、相手の方も不安になりますし、デートのシーンに合わせたファッションの準備もできませんよね。
交際当初は最低でも1日に1回くらいは連絡を取り合って、お互いの好みや意見を交換しながら、デートの場所を決めたり、心の距離を縮めたりしていくのが良いのではないでしょうか。
数回やりとりをかわせば、相手の普段のライフスタイルや、LINEの頻度も自ずと分かってきます。できる限り、相手のリズムに合わせて、少なすぎず多すぎずを心がけましょう。
そして、何よりも大事なのは、何かを知らせるにもまず相手を気遣うことです。
LINEやメールを送る時間帯は配慮すべきポイント。
手軽に送ることができてしまうので忘れがちですが、海外からの場合は時差があります。きちんと日本の時間を確認して送ってほしいですね。
あっ・・・同じ日本にいても自分が平気だからと言って深夜に送付するような事はお勧めできません。
「相手が知りたいことは何か」を考える
このケースの場合、どのような内容で写真を送ったらよかったでしょうか。
そもそも、「自慢したいこと」というのは、要は相手に関係なく「自分が一方的に伝えたいこと」です。それで相手が喜ぶはずがありません。
「自分が伝えたいこと」ではなく、「相手が知りたいこと」は何だろうと考えると送るメッセージも写真も変わってくるのではないでしょうか。
例えば
「いつからいつまで仕事でアメリカに来ています。連絡を取りにくくなる時間帯もあると思いますが、ご心配なさらず♪」
というシンプルな文章で自分の状況を説明し、さらりと1枚写真を添付するような内容はアリかと思います。
また写真を送る場合も、「こんな物がありました。お好きですか?」とか「お土産は何がいいですか?」など、相手が答えたくなることや、次に会う時につながるような一言を添えれば、かなり印象が違ったかと思います。
海外にいても、自分のことを気にしてくれていることが伝われば、一方的に自慢をされているような不快感を抱かなかったのではないでしょうか?
いずれにしても数十枚はやりすぎですので御法度です(笑)
対面での会話と同じように、LINEの場合も言葉のキャッチボールが大事です。一方的にならずに、相手の方が自分のことを話したいと思えるメッセージを送り、話が広がっていくようにすると良いですね。
「これまでの彼女はOKだった」ではダメ。今目の前にいる彼女は、元カノとは違うのです。
―おわりー
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