お見合い結婚のメリットとは
2025.04.19

お見合い結婚のメリットはたくさんあります!ぜひ知ってください。
お見合い結婚と恋愛結婚ではどちらが幸せになれると思いますか?
実はお見合い結婚の方が恋愛結婚に比べて離婚率が低いというデータがあります。
自由に恋愛をして自分が好きな人と結婚して幸せになる、恋愛結婚でないと無理!と思っている方、後悔しないために必見です。
お見合い結婚のメリット①期間
出会ってから結婚に至るまでの期間は12分の1程度
IBJの2023年度版成婚白書によると、代表的な成婚者像の交際日数は4ヶ月程度であり、一般的な男女の平均交際期間は4.3年であるため、12分の1の期間で結婚に至っているというデータがあります。
あくまでもこれは2023年にIBJにて成婚した13,516名の中央値のため、全ての人に当てはまるというわけではありませんが、事実としてお見合い結婚の方が早い期間で成立できます。
そのため特に年齢的に残り時間があまりない人は、この期間の短さは大きなメリットといえるでしょう。
なぜお見合いだと短い期間で結婚できるのか?
なぜ一般的な出会いを経て結婚する恋愛結婚と比べて短期間で結婚できるのでしょうか?
大きい理由としては、結婚を真剣に考えている男女のみが入会しているためゴールが同じということが挙げられます。
個々それぞれが自分の人生を考えて、「そろそろ結婚したい」というタイミングで入会するので、あとは出会うまで探すだけ、ということです。
またお見合いの場合は相手の職業・収入・親族などかなりのデータが分かった状態でスタートするので、交際を始めてからあれこれと探りを入れたり確かめたりする必要が少なくて済みます。
特に結婚相談所のお見合いの場合は証明まで提出してもらうので信頼性は抜群です。
「ほかの部分は納得しているのであとは交際期間中に人柄だけ見極めればいい」ということであり、これがお見合い結婚が「話が早い」大きな理由です。
逆に恋愛結婚の場合、まずは相手の容姿や人柄を理解するところが入り口です。
相手に対する好きという気持ちは「先に高まる」のですが、一方で長い結婚生活にまつわる現実的な疑問は後回しになります。
「そもそも結婚する気はあるのか」
「収入はどのくらいあるのか」
「子供は欲しいのか」
「住居はいつか購入するのか、ずっと賃貸がいいのか」
現実的で聞きづらい話を、時間をかけて後から確認していかなければならず、場合によっては嫌われることを恐れて蓋をしたまま結婚に踏み切ってしまうケースもあります。

短期間で成婚できるということは、婚活に時間がかかってその間に年を取ってますます結婚出来なくなっていく…という負のループに陥らないということです。
お見合い結婚のメリット②離婚率
お見合い結婚のほうが離婚率ははるかに低いという事実
現在は離婚する夫婦が年々増えてきており、3組に1組が離婚する時代になった、と言われていますね。
年間の離婚数を婚姻数で割った値は30%強というデータが出ています。
それでは、「お見合い結婚」と「恋愛結婚」では、どちらの方が離婚率は高いと思いますか?
「恋愛結婚のほうが自分で好きな相手を選んだわけだし納得度も高いのだから、普通に考えると離婚率も低くて幸せになれるのでは?」という人も多そうですよね。
しかし! データから見る現実は逆です。
お見合い結婚での離婚率は約10%と言われているのに対して、恋愛結婚は約40%と言われていて、なんと4倍もの開きがあるのです!
「離婚率が低い=幸せ」と言い切れませんが(相手に我慢して結婚生活を続けている人もいるため)、長い結婚生活を維持できるのはお見合い結婚のほうが可能性が高く、幸せになれる可能性が高いと言えます。
なぜお見合い結婚のほうが長続きしやすいのか?
お見合い結婚のほうが離婚率が低い理由としてはいくつか考えられますが、1つ目は「相手への期待値を高めすぎていない」ということが挙げられます。
恋愛結婚の場合はまず相手のデータではなく人柄や容姿、性格など「目に見えて感じられる部分」から入ります。
「好き」という感情が強いため、この人しかいないと思い込み止まらなくなります。
そして聞きづらい部分、価値観や将来像の合わない部分、収入や親族のしがらみなどマイナスの部分は後から判明してきますし、その人が好きだからという気持ちゆえに、見えたとしても目をつむったり先延ばししてしまうこともあります。
恋愛結婚の場合は「相手の良い部分が先に見えて、悪い部分は後から判明してくる」ため、一度引き上げられた期待値がどんどん下がってくる、ということになります。
それでも相手のことが「好き」という恋愛感情が永続すれば関係を続けられるのですが、脳科学的にも恋愛による快楽物質であるドーパミンは、3年前後で耐性がついてしまうそうです。
恋愛感情は賞味期限がありますから、その期限が来る前に恋愛感情の「好き」を人としての「尊敬」という気持ちに昇華できればいいのですが、そうなる前に相手の嫌なところが見えてきて嫌いになってしまうという現実が多いです。
恋愛結婚のすべてがこのパターンというわけではないのですが「期待値を上げられた後、入籍日をピークにその後下げられる」というパターンは意識したほうがよさそうです。
一方で、お見合い結婚の場合は、「結婚生活を維持していくために、聞きづらいけど知っておきたいこと(収入や借金、持病や宗教など)」は最初からデータとして提供されていますし、コンサルタントを通じて気軽に確認していくこともできます。
お見合いをした瞬間に「一瞬で好きになってしまう」など、最初から恋愛感情を持てるケースはそれほどないと思いますが、ベースになる信頼関係は出来上がっているので、あとはじっくりいいところを見つけていく…ということができるのです。
かと言って、相手に対して恋愛感情が全くないのに結婚する、というわけではありません。
出会って人として異性として好きになり、結婚したいと思えるくらいの相手ということなので、もしも恋愛感情が全く持てない相手であれば早い段階で断っているからです。
「恋愛としての期待値は最初はそれほど高くないが、あとから少しずつ高めていける」というのがお見合い結婚の特徴だと思います。

足し算していけるお見合い結婚と引き算しかできない恋愛結婚、ということです。
まとめ
お見合い結婚のメリットを大きく2つお伝えしました。
お見合い結婚をすれば必ず幸せになれる、というわけではありませんが、恋愛結婚より離婚率が低く結婚生活が長続きしているのは事実です。
その理由はお伝えした通り、最初から信用できるプロフィールを元に話が進んでいくからです。
つまり初歩の土台がしっかりしているため、その後幸せを築いていきやすく、且つそれに沿った相手を選べるということです。
お見合いなんてなんか古臭くてやだ!と決めつけずに、視野に入れてみませんか?

一生を左右する大事な決断です。様々な方法を認識した上で慎重に決断した方が幅を狭めなくていいですよ。
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