ウィッシュブログ
21.11.19
男性にとって、女性は謎の生き物です。
それは、女性から見た男性も同じでしょう。
私が思うに、男と女の違いとは、もはや人間という同じグループではなく、全くもって違う生き物ではないかと思うのです。
違う生き物だから、理解出来ないのです。
いや、でもそもそも、理解する必要は無いと思います。
だって、異性の事なんていつまでたっても理解できないんですから(笑)
ただ、だからといって
「男ってさ~~」
「女ってさ~~」
と嘆いてばかりいては、決してよい出会いもないし、出会ったとしてもその出会いはなかなか実を結ばないのではないでしょうか。
とはいえ、結婚をすれば何十年と異性と過ごす事になるわけですし、世の中は男と女しかいないのですから、理解できないといって見過ごす
わけにも行きません。
そこで大切なのは、理解ではなく、異性の事を「こういうものなのだ」と認識することです。
先日、とある女性と打ち合わせをしておりました。
そこで大変に盛り上がった話のテーマがありまして、それは何かというと
「男性は、女性の相談事をすぐに解決したがる」
ということです。
いかがでしょうか?
(女)
「そぅそぅ~~~~~~~~!!!!」
(男)
「は?相談事を解決して何が悪いんだ?!」
こんな感じですよね。
そうなんです。
これ、本当にそうなんです。
あ、いや僕からみたら「女性はそう『らしい』のです」です(笑)。
女性の相談事のほとんどは、殿方に解決策など求めていないのです。
(男)
「(´д`)は?じゃあそのお悩み事の話ってそもそもなぜするんだ?お悩みを解決してこその相談なんじゃないのか?!?!」
そうですよね。僕もそう思います。
しかし、女性の多くから聞かれることは
女性の相談事のほとんどは、殿方に解決策など求めていないという真実。
ではなぜ、女性はお悩み事を男性に伝えるのか?
それは、「共感」してほしいからです。
(男)
「共感(・ω・)?!」
そうなんです。「共感」なんです。
今大変な境遇にいるということそのものを認識してほしいし、
一緒にそれを分かち合って欲しいのです。
それを求めているのです。
極論、それ「だけ」を求めているのです。
(本当に解決策を聞きたいときは、そんな男性でも分かるように「本当に悩んでいるから教えて欲しい」と聞くみたい)
つまり、男性が行いがちな「問題解決」は全くもって
「共感」にはならないのです。
しかし、女性から相談事をされたときの男性脳は単純でありまして
(男)
「この人の悩みを解決させたい!!」
と考えているのです。
そこになにか下心などがあるわけでは決してなく、目の前の人に「役に立ちたい!」と本気で思っているのです。
男性にとって、共感はあまり意味がないと考えています。
なぜなら、共感したところで、その問題は何一つ解決できない(と考えている)から。
物事を解決する方法を知っていて、それを伝えることこそが、自分が役に立つ手段であると考えている男性が、そんな女性の共感アピールに気付けるわけもなく、今日もあらゆるカフェやバー、そしてLINE内で、撃沈してるわけです。
理解しなくてもいいから、認識しましょう。
女性と男性の違い。
男性は「言葉」を意思を伝えるもの、問題解決の手段として使います。
女性は「言葉」をコミュニケーションをするためのものとして使うんです。
言い方を変えると、
男性は「言葉」や「会話」の中身そのものに意味を持たせるのですが、
女性は「言葉」や「会話」そのものにはそれほど意味をもたせず、「言葉」を使って
コミュニケーションをすることで態度や真剣さ、親身になってくれているのか、自分の味方なのか。
そういうものを推し量っているのです。
これは、どちらが正しくてどちらが間違っているかではありません。
男性は女性の事を、女性は男性の事を少しでもいいから認識し合い、お互いがすこしずつ距離を縮めることが、良い人間関係を生むのではないでしょうか。