「早く結婚して!」と言う親の気持ちとは
2025.04.05

親が結婚についてうるさく言ってくる心理とは?
ある程度の年齢に達すると親から「結婚しないの?」「付き合っている人がいるなら結婚するかどうか話してみても良いと思う」と言われるのは世の常です。
なぜこのように言ってくるのでしょうか。
独身の結婚適齢期の子を持つ親の立場と気持ちをお伝えします。
時間がないと思っている
このままでは一生独身で生きていかないといけない
現在の日本では、男女共に18歳になったら成年となり、結婚ができます。
ということは18歳以上であれば、たとえ50歳であっても理想的な人と結婚できる!…というわけではありませんよね。
結婚は双方の合意が合って成り立ちますので、あくまでも権利を有しているというだけで、実際は結婚適齢期という言葉が意味するように、結婚できる期間は限られています。
それくらい年齢の持つ力というのは大きなものであり、実際婚活中にこの年齢の壁に苦しんでいる方は多くいらっしゃいます。
年齢的に結婚できなくなってきているから早く結婚してほしい、という気持ちで親は独身の子に言うのです。

結婚したかったのに結婚できずにタイムオーバーになった…と嘆く子どもの姿を見たくないからです。
後悔してほしくないと思っている
過ぎ去ってからはどうにもできない
本人が一生独身でいたいと心から思っていて、かつその人生でも幸せになれる経済力と精神力を備えているのであれば、親としてはその意向を尊重したいと思うと思います。
ですがこれに当てはまらない場合は結婚するしか道がないため、「結婚しないの?」と言ってくるのです。
「親の気持ちは分かるけど、自分の若い時間を謳歌してから結婚したい。」という気持ちもあるでしょう。
それも分かりますが、若い時間が過ぎ去ってから相手を探してもなかなかいい相手が見つかりにくく、妥協しないと結婚できなくなってきます。
そうなる前に花盛りのタイミングで結婚して最大値を取った方が本人にとっても幸せになりやすいのです。
また、付き合っていた人と結婚の話もしていたけど最終的に結婚せずに破局した、というケースになることもあり、この場合も若い方が軌道修正しやすいです。
つまり、年を取るとともに人生の可能性が狭まってくるのは事実ということです。
人間も生物なので、生き物として年を取るということを実際に経験している親の立場からすると、若さがまだあるうちに最善の手を打ってほしいということなのです。

何で若い時に真剣に婚活して結婚しなかったんだろう…と後悔してほしくないからです。
不幸になってほしくないと思っている
結婚が全てではないが、結婚願望があるのにできないと不幸
時間切れになって結婚できなかった、もしくは若い時は遊びたいと思っていたから結婚を先延ばしにしていた、この結末の共通点は「結婚したかったのに結婚できなかったからずっと独身の人生を歩まないといけない辛い気持ち」です。
自分の子が想い描く人生を歩めずにいる。しかも結婚という人生最大のチャンスを逃したため、経済的に精神的に辛く不本意な人生になってしまった…こんな結果を望む親はいません。
そのため、可能性が残されている今のうちに子に言わないといけないと思い、強く言ってくるのです。

だからあれだけ言ったのに婚活をちゃんとしなかったじゃん…!となりたくないからです。
まとめ
独身の結婚適齢期の子を持つ親がなぜ結婚を急かすのかまとめてみました。
この説明がなくても親の気持ちは子も充分わかっていると思います。
今は仕事をしたいからまだ結婚したくない、付き合っている人と将来の話をしている最中だから自分たちのペースで進めたいなど、子の状況や気持ちもあります。
その上で第三者の結婚相談所としてお伝えしたいのは、時間は戻らないから今できる最善を尽くしていただきたい、ということです。
結婚、仕事、人生全てにおいて言えることですが、「あの時ああすればよかった…」と後悔することは避けたいものです。
特に若さが必要なことは、失ってからでは遅いので早めに行動することです。
逆に言うと早めに行動することで解決できるのですから、使わない手はないですよね。
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